アイランズモルト
スカイ島
タリスカー10年
もうだいぶ前の事になりますがバイク仲間の男性の「彼女」が、大牟田にある、
普通の「ホテル」の中にあるレストランバーでバーテンダーをしていると
聞き、たまに飲みに行っていました。その頃は酒の知識もあまりなく「好きな酒」
もあまりありません。どんな飲み方をしていたかというと・・・
まずカウンター席に座りバックバーにずらりと並んだボトルを片端から眺めて、
気になるボトルをみつけると、
「あれ何ですか?」と指をさす。すると「彼女」さんが
「これですか?ブラントンって言って、バーボンです。飲んでみますか?」
などと応えるので
「じゃそれを一杯」と注文。その繰り返し。
変な形をしているボトルは面白いけど、味はやはりオーソドックスで渋い
見た目のボトルのやつがうまいのかな、などと思ったりしながら。
「その二つ右となりのボトルは何ですか?」
「その後ろにちょっとだけ見えてるやつは何ですか?」
などよく言ったものです。人間やはり「見えそうで見えない」ものは
気になります。
そのボトルを「彼女」さんは嫌なそぶりも見せず取り出してきてラベルを見せ、
どんな酒か説明してくれたのを覚えています。
ちょうどその頃からだったか、酒の漫画
「BAR レモン・ハート」(古谷三敏)
を読んだ影響もありウイスキー好きになっていきました。
おすすめのタリスカーは、今私の、ど定番のウイスキーです。
蒸留所はアイラ島ではなくスカイ島ですがアイラモルトとほぼ同類と
いってもいい味で、ボウモアより「甘さ」があります。
琥珀色が濃いところも好きですがなによりもこの酒コストパフォーマンスに
すぐれています。このピーティな一本を3千円前後で買える今のうちに
飲んでおこうと思います。
おすすめです。