2020年9月29日
仕事中いつものようにカブを走らせ、
目的地につき、これまたいつものようにサイドスタンドを右足で降ろす。
そして車体を左へ傾ける。
そこでいつもだったら少し傾斜した状態で車体は止まるはずだった。
しかしその日その時、車体はどんどん傾きもう少しで立ちごけ、という状態に。
わ、わ、やばい、と思いながら軽い110ccの車体、なんとか立て直し
「俺ちゃんとスタンド出したよな」とおもいつつ下を見るとなんと
サイドスタンドが固定ボルトの下あたりでぽっきり折れて地面に転がっている。
とりあえずメインスタンドをたててよく見てみると溶接部あたりで折れている。
新車で乗り始めてから約11年。走行距離約17万6千キロメートル。
それぐらいでこんなところの金属疲労がくるのか・・・
いやしかし、こうなった原因はだいたいわかっている。
いままで、このサイドスタンドをしまい忘れて発進し、思い切り路面にたたきつけたことが何度あったことか。
でも現在多くのバイクに採用されているように俺のJA07カブのサイドスタンドも
先端にこのゴムのパーツがつけられている。
これがあるおかげで、しまい忘れたサイドスタンドも、スタンドの本体部分が路面に接触する前にゴムが先に路面に接触し、スタンド全体を跳ね上げてくれるというもの。
実は写真のこのゴムパーツ、すでに2代目。新車時からのゴムは私が何度も路面に接触させたせいで擦り切れてほとんどなくなりその頃路面に何度も、もろにたたきつけたなあという記憶がよみがえる。
そうやって無理な力を加えるとこうなるということ。勉強になりました。
それよりもサイドスタンドなしの状態で走るとなんと軽快なことか。
重さを測ると約450グラム。それがなくなったぐらいでそんなはずなかろう、しかし軽い。
それはやはり、この450グラムが、車体の左側だけについているというアンバランスさ、それを取り去った効果なのだろう。