常陸野ネストビール
エクストラハイ
「エクストラハイ」というネーミングだけあってちょっと期待をふくらませながら
栓を抜きます。
他の「ペールエール」などが380円のところ、この商品は400円と
若干高めの値段でもありラベルのデザインもちょっと重厚な感じ。
裏の説明書を読むこともせず、ググって調べることも後回しにして
まずは表のラベルと瓶を透かして見える中の液体の色をにらみながら
ゆっくりとグラスに注ぎ色を見る。濃い。
口をつけると度数の高さを感じる。
そして、なによりも豊かなコク。うまい。
そして裏の能書きを読んでみる。
どのような長期熟成なのかはわからないけどたしかにコクはかなりのもの。
このビールのビアスタイルは、商品名とは別で、
「ベルジャン・ストロングエール」
とのこと。ベルジャン・ストロングエールの代表格としては、僕の好きな、
「デュベル」
がある。
待てよ。デュベルは「ゴールデンエール」ではなかったか?
色だけで言うと確かにデュベルはゴールデンエールだけど、
ベルギーのストロングエールなので「ベルジャン・ストロングエール」が的確。
もっと正確にいえば「ベルジャン・ゴールデン・ストロングエール」といったところか。
そうするとこの常陸野ネストのエクストラハイ(エキストラハイ)はロースト麦芽
を使っていると思われる色と香ばしさゆえに、
「ベルジャン・ダーク・ストロングエール」
ということになるのではないか。
まあ、しかしそんなことはどうでもいいと思えてくる、
インパクトのある飲み物
ですな。