昔ながらのリアボックス

仕事に、買い物に、何かと便利なリアのボックス

雨の時もたよりになるといえば断然この鉄製の、後ろの荷箱。

いたってシンプルかつ頑丈がゆえに長持ちしてくれる。

多少のサビはその気になれば塗装し直せばよい。

私などはここが逆に「いい感じ」と思っているぐらい。

ただ、下の箱と上の蓋を開閉するためのこの金具。この部分だけはどうしてもヘタリがくる。

何せ十年以上毎日何十回と開閉してきたのでもうグラグラ状態。

爪を開けたときにその状態を保持してくれているバネが中に入っているが、それがいつの間にか破損してしまって片手での蓋の開閉が少し困難。

ただ、爪を引っ掛けて蓋を固定する機能自体は問題ないのでしばらくの間(数年間)両手を使って蓋の開閉をしていた。

ところがやはり両手を使うことが面倒になり(数年かかった)、このパーツだけ交換する事に決定。

ホンダのオプションであるこのボックス、この留金具(という名前かどうかわからないがとりあえずこの名詞しか思いつかない)だけ交換することができ、アウトスタンディングさんで購入できる。

「ロックセット」という名前で出ていて(鍵をかけることができるようになっているから)1400円ぐらいの値段。

3本のネジをはずして交換するだけなので簡単。

箱の内側になる方は袋ナットになっている。これは荷物をなるべくキズつけなくするようにだろうか。

蓋側の受け

次に、セットには蓋側の、爪の「受け」のパーツも入っていてこれも交換したいところではある。

しかしこちら側はネジではなくリベット留になっているため工具も技術もない自分は交換をあきらめ以前からのものをそのまま使うことにする。こちらの方はガタもなくまだ使用に耐え得るはず。

交換完了

新品に交換しての感想としては、「かたい」。そういえば初めはこれぐらい硬かったなあ、という感じ。

これでやっと再び片手で開け閉めできるようになったわけだけど、数年間身についた癖でやっぱり両手を使っている自分に気が付くのである。